「中古住宅」と「リフォーム」のかし保険
既存住宅(中古住宅)の売買や購入後に行うリフォーム工事には、さまざまなリスクが伴います。そのためリスクヘッジとして「かし保険」は、広く利用されている代表的な保険制度です。
現在、住宅の「かし保険」は大別して、新築・中古・リフォームの3つの種類があります。こちらのページでは、中古住宅・リフォーム工事の2つについてについて説明いたします。
中古住宅の保険「既存住宅売買瑕疵保険」
既存住宅売買瑕疵保険とは?
引渡し後に見つかった瑕疵、補修費用をまかなう保険。
中古の瑕疵保険は、正式には「既存住宅売買瑕疵保険」と言い、既存住宅売買瑕疵(かし)保険に加入するためには、住宅の基本的な性能について、専門の建築士による検査に合格することが必要です。これにより、中古住宅を購入しようとお考えの方にとって、安心が確認された住宅の取得が可能となります。
万が一の際に備える保険
引渡し後の住宅において、保証対象部分における隠れた不具合による損害をまかないます。建物状況調査で「適合」判定となった物件に保証の対象となる事故が発生した場合、5年間、最大1,000万円まで補修等にかかった費用が補償されます。
メリット
- 中古住宅の売買にて不安を解消
- 万一欠陥が見つかっても補修費が賄える
- 保険加入で競合物件との差別化
ポイント
- Point 01.5年間・最大1,000万円を保証
- 期間・保証限度額の縮小可能
- Point 02. 雨漏り・構造上の不具合の不安解消
- 防水性能や構造耐力性能が満たさない場合に適用
- Point 03. 建築士や専門家による検査
- インスペクション+保険検査会社による検査
保険制度の詳細
住宅瑕疵担保責任保険法人は、国土交通大臣が指定した住宅専門の保険会社です。
保険制度の詳細は、弊社事業者登録先のハウスプラス住宅保証株式会社(国土交通大臣指定住宅瑕疵担保責任保険法人 第3号)のかし保険概要サイトをご参照ください。
保証対象部分
リフォームの保険「リフォーム瑕疵保険」
リフォームの瑕疵(かし)保険とは
安心保証のリフォーム工事
リフォーム瑕疵(かし)保険とは、リフォーム時の検査と保証がセットになった保険制度です。住宅瑕疵(かし)担保責任保険法人が保険を引き受け、リフォームの工事で欠陥が見つかったときや、工事の途中でリフォーム会社が倒産してしまった場合に損害分の料金を受け取ることができます。
5つの安心
- 第三者による検査が実施される
- 保険を申し込んだ住宅は、リフォーム工事の完了後に、専門の建築士による現場検査が実施されます。
- 登録基準をクリアした登録工務店のみが保険対象
- 保険を実施する保険法人が定める登録基準をクリアした工務店のみが登録でき、保証を受けられます。
- 万が一、リフォーム業者が倒産しても保証される
- 工事途中でリフォーム会社が倒産してしまった場合についても、しっかり保証され、泣き寝入りするようなことがありません。
- 質の高いリフォームが期待できる
- 基準に沿った施工にて、いい加減な施工になる危険性が低く、一定の品質を獲得することができます。
- 保険の対象はリフォームを実施した全部分
- リフォーム工事の内容に関わらず、瑕疵保険の対象はリフォームを行う全部分です。
保険制度の詳細
保険制度の詳細は、弊社事業者登録先のハウスプラス住宅保証株式会社(国土交通大臣指定住宅瑕疵担保責任保険法人 第3号)のリフォーム瑕疵保険概要サイトをご参照ください。
保険の対象となる住宅
以下に掲げるいずれかの住宅または住宅の部分
- 戸建住宅(併用住宅※を除く) ※住戸数が1で人の居住の用以外に供する部分用途を含む建物。
- 延床面積が500m2未満かつ階数が3以下の共同住宅
- 2以外の共同住宅の専有部分(区分所有でない共同住宅の場合にあっては専有部分に相当する部分をいいます。また、専有部分の工事の発注者様が共用部分の工事を併せて発注する場合は、当該部分を含みます。)
人の居住の用に供したことのある住宅
※構造耐力上主要な部分の改修工事がある場合は、改修工事完了時に建物全体として新耐震基準等に適合することが確認できる住宅に限ります。
保険期間
- 構造耐力上主要な部分が基本的な構造耐力性能を満たさないこと・・・5年間
- 雨水の浸入を防止する部分が防水性能を満たさないこと・・・・・・・5年間
- 1および2の事由以外・・・1年間