アース・ホームインスペクション
インスペクションとは?
ホームインスペクション、省略してインスペクションは、和訳をすると住宅診断、あるいは、建物診断を意味します。一般的な捉え方としては「建物状況調査」「瑕疵保険適合検査」「耐震診断」「竣工検査」などの住宅に施す検査全般を指すワードの総称となります。
その中でも「建物状況調査」「耐震診断」は、国土交通省が活用を国民に促進。現在インスペクションの主軸となり、中古住宅の売買の際に多くの方々が安心を求めて利用しています。
取扱業務
アース・ホームインスペクションでは、消費者が安心して中古住宅の売買ができるよう又、震災から大切な家族や財産を守るために、「既存建物状況調査」「内覧立会(竣工検査)」「耐震診断」を中心に住宅に施す検査全般を行なっています。
建物状況調査(インスペクション)
宅建業法の規定に基づく調査
中古住宅の売買の検討の際に、専門家が物件の劣化状況、欠陥の有無など宅建業法の規定に基づいて行う調査。必要に応じて、改修すべき箇所や方法、おおよその費用などをアドバイスを行う業務。
特徴・メリット
- 家の欠陥の有無が分かり、購入の判断材料になる。
- 既存住宅瑕疵保証保険の加入や税制優遇、長期有料住宅化リフォーム推進事業における補助金支給の対象となる。
- 改修すべき箇所や方法、おおよその費用などをアドバイスが受けられる。
- ニーズに対応、豊富なオプション調査
- ドローンによる空撮調査|小屋裏・床下の深部侵入調査|探査機による隠蔽部の調査|
- 耐震診断
料金
- 一戸建て 44,000円〜
- マンション 33,000円〜
耐震診断
一般診断法による耐震診断
既存の建物が保有する耐震性能を現行の耐震基準と比較し、想定される地震に対する安全性を一般診断法(非破壊)で判定する。耐震診断の結果、耐震性が不十分であった場合は、改善ポイント・具体的な対策・おおよその費用など依頼者の必要に応じて説明を行う。
特徴・メリット
- 契約前に耐震性が把握でき、購入判断の材料になる。
- 耐震性が基準を満たしている場合「耐震基準適合証明書」より各種優遇税制が受けらる。
- 不動産取得税・登記で必要な登録免許税・住宅ローン減税・固定資産税
- 耐震化によって、震災から家族の命や財産が守られ、安全と安心を得ることが出来る。
- 耐震改善計画などニーズに対応
- 改修すべき箇所や方法・具体的な対策・おおよその費用算出など、改善ポイントを把握することが出来る。
料金
- 44,000円〜
- 22,000円〜(インスペクション同時調査の場合)
内覧立合・竣工検査
内覧会・各種検査の建築士同行
マンション・戸建て住宅の完成引き渡し前の内覧会に建築士が同行。鋭い視点で購入物件に不備や不具合など、施工不良の有無を調査する業務。必要に応じてエコカラットやミラー設置などリフォーム計画のポイントをアドバイス。
特徴・メリット
- お客様が気づかない点でも、プロの目線でチェック。
- 水平・垂直など我が家の状態を把握し、安心して住まうことができる。
- 問題点など、売主の説明に腑が落ちない場合、第三者の建築士の見解が判断材料になる。
- リフォーム計画などニーズに対応
- 必要に応じてエコカラットやミラーなど追加設置のリフォーム計画がある場合、デザインや設定・大まかな費用などをアドバイス。
料金
- マンション 33,000円〜
- 一戸建て 44,000円〜
その他様々なシーンの調査
欠陥住宅・改修改善計画の物件調査
不陸・傾き・雨漏れなどの欠陥住宅の実態や原因の調査及び補修工事中の立会い、完了後の検査。改修が必要な購入予定物件の改修・改善計画を含む全般の調査。震災・災害の被害調査及び改善計画。
特徴
- 欠陥住宅の実態を明らかにする調査・鑑定
- 改修・改善を前提に購入する物件の調査・計画・設計
- 賃貸物件の現状回復・間取り変更工事に関する調査・計画・設計
- 自宅売却を有利にするための調査・計画・設計
料金
- お見積もりに依る
建物状況調査(インスペクション)のメリット
買主さんのメリット
家の欠陥の有無が分かり、購入の判断材料になる。
調査項目及び調査方法の概要
調査項目 | 調査内容 |
---|---|
基礎 | 幅0.5㎜以上のひび割れ等の有無 |
土台 | 劣化や欠損、シロアリ害等の有無 |
柱・壁 | 劣化や欠損、垂直の計測、6/1000以上の傾斜の有無 |
バルコニー | 支持部材又は床のぐらつき、ひび割れ劣化等の有無 |
小屋組 | 著しいひび割れ、劣化や欠損の有無 |
内壁 | 雨漏れの痕跡の有無 |
天井 | 雨漏れの痕跡の有無 |
小屋組 | 雨漏れの痕跡の有無 |
屋根 | 屋根葺き材の著しい破損、ズレ、破損、劣化、欠損、浮き又は剥がれの有無 |
瑕疵や劣化の問題点が出た場合、補修等の計画や費用負担など売主と事前協議ができ、トラブル回避に繋がる
実際、インスペクションにより予想外の瑕疵や劣化が発見され、契約見直しの例もあります。また購入前に物件の状況を知ることで、修繕やリフォームにかかる費用の目安が分かるメリットがあります。
民法改正により「引き渡される物件の品質等が契約内容と適合しているか」ということが重要視されます。ホームインスペクションで建物の状況を客観的に把握しておくことで、売主と買主の間でのトラブル発生のリスクを軽減することができそうです。
既存住宅瑕疵(かし)保証保険の加入や税制優遇、長期優良住宅化リフォーム推進事業における補助金支給の条件となる。
既存住宅売買瑕疵保険とは?
中古の瑕疵保険は、正式には「既存住宅売買瑕疵保険」と言い、既存住宅売買瑕疵(かし)保険に加入するためには、住宅の基本的な性能について、専門の建築士による検査に合格することが必要です。これにより、中古住宅を購入しようとお考えの方にとって、安心が確認された住宅の取得が可能となります。
長期優良住宅化リフォーム推進事業とは?
この補助制度は国が行なっている「長期優良住宅化リフォーム推進事業」です。質の高い住宅ストックの形成及び子育てしやすい環境の整備、自然災害への対応を図るため、既存住宅の長寿命化や三世代同居など複数世帯の同居の実現に資するリフォームを推進することを目的として、リフォーム工事等の事業の実施に要する費用の一部について、国が支援します。
売主さんのメリット
家のコンデション開示や「検査済物件」・「保証付物件」など、他の物件との差別化を計り販売促進につながる。
インスペクションが実施され、瑕疵や劣化・雨漏り等の症状がない住宅として大きなセールスポイントとなり、インスペクション未実施の物件との差別化が可能になります。
「SUUMO」などの不動産ポータルサイトにおいては、物件の検索項目の中に「インスペクションの有無」や「かし保証の有無」が入っており、他の物件より選ばれやすくなっています。
引渡し後の瑕疵担保責任の回避やトラブル発生リスクを軽減
中古住宅の引き渡し後に、欠陥や不具合が見つかった場合、売主の責任の範囲について、2020年4月に民法が改正にりました。
改正前は売主が個人の場合の契約では、売買後に見つかった不具合は免責される内容でしたが、改正後は、中古住宅の引き渡し後に、欠陥や不具合が見つかった場合、契約の内容に適合しないものは原則売主の責任になる「契約不適合責任」という内容になりました。
ホームインスペクションで建物の状況を客観的に把握しておくことで、売主と買主の間でのトラブル発生のリスクを軽減することができそうです。
ポイント
インスペクションはその性質より、取引に利害関係のない設計事務所をご自身で選び、有料で依頼するのがおすすめ
建物状況調査(インスペクション)の内容
建物状況調査の内容
構造耐力上の安全性に関する検証。↓詳しくは
対象部位等 | 検査対象とする劣化事象等 | 検査方法 |
基礎 |
|
目視 |
床、壁、柱 |
|
計測 |
小屋組、柱・梁、床、土台・床組等の構造耐力上主要な部分 |
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目視 触診 打診計測 |
調査項目及び調査方法の概要
調査項目 | 調査内容 | |
---|---|---|
基礎 | ||
土台 | 劣化や欠損、シロアリ害等の有無 | |
柱・壁 | 劣化や欠損、垂直の計測、6/1000以上の傾斜の有無 | |
バルコニー | 支持部材又は床のぐらつき、ひび割れ劣化等の有無 | |
小屋組 | 著しいひび割れ、劣化や欠損の有無 | |
内壁 | 雨漏れの痕跡の有無 | |
天井 | 雨漏れの痕跡の有無 | |
小屋組 | 雨漏れの痕跡の有無 | |
屋根 | 屋根葺き材の著しい破損、ズレ、破損、劣化、欠損、浮き又は剥がれの有無 |
雨漏り・水漏れの痕跡及び今後発生する可能性の検証。↓詳しくは
対象部位等 | 検査対象とする劣化事象等 | 検査方法 |
屋外 ・屋根、外壁 ・バルコニー ・サッシ周り |
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目視 調査 |
床、壁、柱 |
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計測 |
小屋組、天井 内壁 |
|
目視 調査 |
民法改正により「引き渡される物件の品質等が契約内容と適合しているか」ということが重要視されます。ホームインスペクションで建物の状況を客観的に把握しておくことで、売主と買主の間でのトラブル発生のリスクを軽減することができそうです。
設備配管に日常生活上支障のある劣化等の検証。↓詳しくは
対象部位等 | 検査対象とする劣化事象等 | 検査方法 |
給水管、給湯管 |
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目視 触診 通水 |
床、排水管 |
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目視 触診 通水 |
換気ダクト |
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目視 |
主な使用機器
○
建物状況調査(インスペクション)価格表
一戸建て住宅
延床面積 | 料金(税込) |
〜100m2 | 44,000円 |
101m2〜120m2 | 50,000円 |
121m2〜140m2 | 60,000円 |
140m2超え | 60,000円+500円/m2 |
サービスに含まれるもの
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オプション
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耐震診断が半額
インスペクション+耐震診断のセット割りのご案内
- インスペクションと耐震診断の同日調査で、耐震診断の料金を50%OFFで提供。例えば100m2以内の木造一戸建て住宅の場合
- インスペクションの料金 44,000円
- 耐震診断の料金 44,000×1/2=22,000円
- 合計 66,000円(税込)
集合住宅(マンション)
延床面積 | 料金(税込) |
〜80m2 | 33,000円 |
81m2〜100m2 | 36,300円 |
101m2〜120m2 | 39,600円 |
120m2超え | 39,600円+500円/m2 |
サービスに含まれるもの
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オプション
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サービスの流れ
- 01 お問い合わせ・お見積もり
- お問い合わせフォーム・見積依頼フォーム・お電話にてご連絡下さい。お見積もり内容にご納得いただけた場合、次の流れに進みます。
- 02 お申し込み
- お電話、メールにてご連絡ください。調査日時・準備頂くもの(平面図・立面図・その他参考書類書類)・不動産会社(または所有者)へご連絡等について、申し上げます。
- 03 建物状況調査の実施
- 現地で調査を実施します。通常お客様お立ち合いにて実施。ご都合が悪い場合は、臨機応変に対応します。所要平均時間は均3時間です。
- 04 報告書・請求書の送付
- 調査日より一週間以内に報告書・請求書を送付いたします。今後の住宅購入やリフォーム・リノベーションにご活用いただけます。
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